玄武岩フィラメントからなる複数の繊維が絡み合って形成されたバスフレックス

製品説明

玄武岩は、溶融状態で形成された硬くて緻密な火山岩です。現在、この材料は自動車分野、インフラ、防火などのさまざまな用途で注目を集めています。ガラスとは異なり、玄武岩繊維は紫外線や高エネルギーの電磁放射に対して自然に耐性があり、低温でもその特性を維持し、優れた耐酸性を備えています。さらに、これらの製品は、S-2 ガラスと E ガラスの間の価格帯で、S-2 グラスファイバーと同様の性能を提供します。これらの利点により、玄武岩繊維製品は、炭素繊維がオーバーエンジニアリングを意味する製品の、炭素繊維に代わる安価な代替品として台頭しています。

上記の特性を備えた玄武岩繊維から作られた編組/編みスリーブが、Basflex という商品名で開発されました。これは、複数の玄武岩繊維を絡み合わせて閉じた放射状構造を形成することで形成された製品で、ワイヤ束、チューブやパイプ、導管などを熱、火炎、化学物質、機械的ストレスから保護します。

バスフレックスブレードは耐熱性、難燃性に優れています。不燃性で、滴下現象がなく、煙の発生が全くないか、非常に少ないです。グラスファイバー製のブレードと比較して、Basflex は引張弾性率と耐衝撃性が高くなります。アルカリ媒体に浸漬すると、玄武岩繊維はグラスファイバーと比較して 10 倍優れた重量損失性能を発揮します。さらに、Basflex はガラス繊維と比較して吸湿性が非常に低いです。

玄武岩繊維の化学組成はガラス繊維と似ていますが、玄武岩繊維の製造プロセスはガラス繊維よりも環境に優しく、省エネです。編組または編み構造に形成されると、熱源にさらされたときに発生する煙の量は非常に少なくなります。有害な化学成分を含まない（完全天然素材由来）ため環境への影響が少なく、持続可能なバリアントとして長期的な視点で使用できるため、さまざまな産業での使用に大きな可能性を秘めています。

製品はスプールで納品することも、花飾りを付けて納品することも、個片に切断することもできます。